周りのワーママはどのくらい稼いでいるの?
収入を増やすには、転職すべきなのかな……。
そんなあなたのために、ワーママの年収とその職業をまとめて紹介します!
この記事でわかること
- ワーママの年収別仕事内容まとめ
- ワーママのフルタイムと時短勤務の年収の違い
- ワーママが年収アップする3つの方法
ワーママ100人へのアンケート結果から、ワーママの現状とステップアップする方法を伝授します!
はじめまして、かぶらきと申します!
こんな人が書いています
- 元製薬企業の営業職(5年)
- 3年目のときに産休・育休を取得(1年)
- 復職後は営業のかたわら、ママ社員をサポートする有志団体の幹部として活動
- 現在は転職してパート薬剤師
- 自分の時間でWebライターとしてワーママ向け記事を執筆中
ワーママ100人にアンケートを取った結果、ワーママのきびしい現実が浮き彫りになりました。
はっきり言いますが、ワーママが年収アップするのはむずかしいです!
私は年収を維持しようとあがきましたが、結局キャリアダウンを選択しました。
仕事も育児も中途半端になってしまうストレスが大きかったからです。
自分にとって、バランスのとれた働き方を見つけること。
ワーママが心身ともに健康でいるための秘訣です!
現状に悩んでいるワーママは、この記事を読んで
なるほど、私も理想の働き方をみつけよう!
と感じてもらえるはずです!
ぜひ、最後まで読んでくださいね。
目次
ワーママの年収別仕事内容まとめ
ワーママの年収はどのくらいなのか?
2023年2月に日本最大級のクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」に登録しているワーママ100人にアンケートを取りました。
ワーママ100人アンケート結果
- 年収の分布
- 年収別の仕事内容・職業
以上の2つの観点で、アンケートの結果をまとめていきます!
年収の分布
ワーママ100人の年収は、以下のような結果になりました。
最も多いのは、なんと「年収100万以下」で35%!
2番目に多いのが年収「101~200万円」で30%と、3人に2人は年収200万円以下でした。
それもそのはずで、年収200万以下の方で正社員はたったの1人。
他の人たちは「非正規雇用やフリーランスとして働いている」と回答しています。
今回のアンケートでは、全体の75%の人が非正規雇用など、正社員ではない働き方をしていました。
ワーママで正社員を続けることのきびしさが感じられますね…!
年収別の職種・仕事内容
実際に、ワーママはどんな仕事をしているのでしょうか?
アンケートの結果を、年収別に表にしました。
年収 | 職種・仕事内容 |
---|---|
100万円以下 | 事務職(写真スタジオ会社、ブランド買取会社、デパートの配送、スーパー、サービス業、営業など)、食品製造業、給食業務、調理補助、接客業(飲食ホール、コンビニ、スーパー、電気屋など)、軽作業、ビジネスホテルの清掃、ジムの受付、通販会社の受注業、図面作成業務、婚礼貸衣裳業務、託児所の保育補助、看護師(病棟担当)、介護士(デイサービスなど)、大学院の秘書、WEBライター、イラストレーター、インストラクター(子育て支援など)、ミュージシャン、ネイリスト、エステティシャン、その他 |
101~200万円 | 事務職(市町村、製造会社、アパレル、調剤薬局、訪問診療、営業など)、飲食(ホールなど)、接客業(飲食ホール、コンビニ、ホームセンター、小売店など)、美容室の受付、テレフォンアポインター、公共団体職員、法律事務所補助員、生活支援員、児童指導員、保育士、看護師(訪問看護)、介護職、歯科衛生士(歯科医院勤務)、薬剤師、webデザイナー・イラストレーター、ネイリスト、楽器講師・吹奏楽部指導、その他 |
201~300万円 | 事務職(建設業、不動産産業、不動産マネジメント、住宅設備の卸、広告事務、印刷会社、保険会社、食品メーカー、営業など)、コールセンターのオペレーター、経理・営業代行、アパレル営業・小売販売、テレビ番組制作のアシスタントプロデューサー、助産師(クリニック勤務)、リハビリ職(病院勤務)、市役所の福祉職、製薬企業の内勤職、エステティシャン、その他 |
301~400万円 | 事務職(建設会社、メーカー、商社)、ホテルのレストラン、団体職員(データベース作成)、看護師(保育園)、言語聴覚士、介護支援専門員(医療法人)、その他 |
401~500万円 | 事務職(サービス業)、飲食店経営、看護師(クリニック勤務)、金融機関 |
501~600万円 | コールセンターの管理・監督者、人事(IT企業) |
601~700万円 | 事務職(製造業)、マーケティング(システム開発企業) |
もちろん、年収は職種だけでなく、雇用形態、勤続年数・年齢などによっても変化します。
このアンケートの結果だけで、各仕事のポテンシャルを決めることはむずかしいでしょう。
ただ、この結果から分かることもあります。
今回の調査では、年収401万以上の方は8名だけでした。
その8名の特徴は、以下の2点です。
- 全員がフルタイム勤務の正社員
- 未経験者にはむずかしい職種(管理職や人事、マーケティングなど)
私が製薬企業に勤めていた経験からも、人事やマーケティングは、社内で経験を積む、あるいは前職で経験のある人にしかできませんでした。
年収400万をこえるためには「フルタイム正社員であること」と「経験値」が必要になりそうですね。
ここでは、ワーママ100人にアンケートした結果を以下の2つの観点でまとめました。
ワーママ100人アンケート結果
- 年収の分布
- 年収別の仕事内容・職業
これらの結果から、ワーママのうち年収200万以下の人が65%を占めること。
年収400万をこえるワーママは、フルタイム正社員で経験を積んでいる人だと分かりました。
収入を増やすには、フルタイム正社員にならなきゃいけないの……?!
保育園の送り迎え、子どもの体調不良時の対応……できる気がしない……。
ほんとうに!!!
ワーママにとって、年収アップの壁は厚いですよね……。
ワーママのフルタイムと時短勤務の年収の違い
子どもが小さい間、時短勤務を選択するワーママも多いはず!
そこで、フルタイムと時短勤務でどのくらい年収がかわるのか?
クラウドワークスで2023年2月にとったアンケート結果から、考察してみます!
回答を得た100人中、時短勤務中の人は5名だけでした。
その5名は全て、年収201~400万円の中に収まっていました。
回答数は少ないですが、おおまかに区切れば、
- 年収200万円以内…非正規雇用
- 年収201~400万円以内…時短勤務の正社員
- 年収401万以上…フルタイムの正社員
以上の順で、年収が高くなる傾向があります。
単純に年収を増やすには、フルタイムの正社員を目指すのが近道ですね。
ワーママにとって、それがどれだけむずかしいことか……。
ワーママが年収アップする3つの方法
ワーママ100人へのアンケートの結果から、年収をあげるむずかしさがみえてきました。
とはいえ、年収アップを目指すなら現実をみなければなりません。
ワーママが年収をあげる方法
- 今の仕事を精いっぱいやる
- 子どもを取り巻く環境をかえる
- 働き方をかえる
ここでは、ワーママが年収アップする方法3つを以上のようにまとめます!
今の仕事を精いっぱいやる
ワーママは仕事に育児に家事に……。
今の環境で余裕がない場合も多いでしょう。
その場合、任されている仕事を勤めあげることが年収アップにつながります。
理由は、現職での昇給・昇進を目指せるからです。
昇給・昇進のためには、意欲をみせたり、成果を上げたりと、現職での仕事ぶりが評価されます。
任されている仕事を精いっぱいこなすことで高評価を得ることができるでしょう。
また、今の仕事をこなしているうちに、子どもは成長します。
それにともない労働時間を増やす、あるいはフルタイムの正社員になることができれば、年収はおのずとアップできるはずです!
現状でいっぱいいっぱいなら、とにかく目の前の仕事をこなすこと。
長期戦になりますが、地道に年収アップすることができますよ!
子どもを取り巻く環境をかえる
可能であれば、子どもを取り巻く環境をかえれば年収アップが見込めます。
なぜなら、子どもの世話を他の誰かに頼むことで、ワーママ自身の労働できる時間が増えるからです。
例えば、より遅い時間まで延長保育が可能な保育園に転園できたなら……。
今までは18:00までに迎えに行くのに17:30に仕事を終えていたところ、19:00まで保育してもらえるとなれば18:30まで仕事ができます。
1日あたり勤務時間を1時間増やすことができるので、おのずと年収も増やせますよね。
このように、ワーママが受け持つ育児の時間を減らせば、仕事に比重をおくことができます。
自分だけで解決しようとせず、周囲のバックアップを得ることも考えてみましょう!
働き方をかえる
子どもと関わる時間は減らせない……。
その場合は、働き方をかえて年収をあげることを考えましょう。
つまり、時給をあげる!
具体的には、他部署への異動や転職、スキルや資格を取得する・活かす、などです。
ワーママとして奮闘しながら、違う働き方を模索するのはハードルが高く感じますよね。
しかし、みつかればその後のワーママライフにゆとりができるのは間違いありませんよ!
ここでは、ワーママが年収アップする以下の3つの方法を紹介しました。
ワーママが年収をあげる方法
- 今の仕事を精いっぱいやる
- 子どもを取り巻く環境をかえる
- 働き方をかえる
仕事と育児。
二足の草鞋でキャリアアップを目指すのは、並大抵のことではありません。
妥協が必要なことも、生じるはずです。
重要なのは、自分がなにを大切にしたいかです。
育児と仕事のバランスをどこで取るか見極め、理想の働き方を探しましょう!
まとめ
今回は、ワーママ100人にアンケートした結果から、実際の年収事情を紹介し、年収をアップする方法をまとめました。
この記事のまとめ
- ワーママ年収別仕事内容まとめ
- 年収の分布
- 年収別の職種・仕事内容
- ワーママのフルタイムと時短勤務の年収の違い
- ワーママが年収アップする3つの方法
- 今の仕事を精いっぱいやる
- 子どもを取り巻く環境をかえる
- 働き方をかえる
ワーママの懐事情はきびしく、キャリアアップにも課題があります。
だからこそ、自分が大切にしたいものを明確にすることが心地よく過ごすための鍵となります。
私も理想の働き方をみつけよう!
この記事を読んで、そう感じてくださったなら幸いです。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました!